お役立ち事例

残価率

 古い建物付の土地が取引される場合、多くは建物の取り壊しを前提として取引されます。その場合は土地の価格から解体費を引いた額が時価(=鑑定評価額)となります。建物の価値はゼロになるだけでなく、土地の価格も下げてしまうのです。また、古いマンション等の場合には、マンションがいくらで売れるのか、収益性はどうかにより価格が決まります。

 一方、固定資産税の家屋評価額は、どんなに古くなっても残価率が再建築価格の2割になっています。
(※建物が古くなっても家屋の固定資産税が下がらないのはこの為です。)
相続税も建物については固定資産税評価額を基準に判断され、固定資産税の家屋評価額で判断されると相続税の評価額が高くなるケースもあります。

 先日、古いマンションの鑑定評価を行いました。相続税での評価額は、建物部分については固定資産税評価額を基準にしているので高くなってしまい、約600万円でした。しかし、不動産鑑定評価を行うと評価額が 約100万円となり、約500万円もの差額が生まれ、節税することが出来ました。  
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